不動産事業会社

問い合わせが月数件だった不動産サイトを再構築、広告運用と一体設計で反響数を 3 倍に。

問い合わせ獲得が低迷していた不動産事業会社のコーポレート / 物件サイトを、広告運用を前提とした構造で再構築。サイト制作と検索広告・SNS 広告の一体運用により、反響数を支援前比 3 倍規模まで拡大し、反響単価も改善した事例。

Results

主要な成果

約 3 倍
月間反響数
-31%
反響単価 (CPA)
+85%
問い合わせフォーム完了率

課題

不動産事業を展開する同社では、コーポレートサイトと物件紹介ページを長年運用していたものの、Web 経由の問い合わせ (反響) が月数件にとどまっている状態が続いていました。サイトは制作会社へ依頼したまま大きな更新がなく、スマートフォンでの閲覧体験や物件情報の探しやすさに課題を抱えていました。

並行して少額の検索広告も出稿していましたが、広告で集めた流入を受け止めるページが汎用のトップページしかなく、クリックはされるものの問い合わせにつながらない構造でした。「サイトを直すべきか、広告を直すべきか」が社内で判断できず、制作会社と広告代理店に別々に相談しても話が噛み合わない——という典型的な分断状態で、LOads には「サイトと広告をまとめて見てほしい」というご相談をいただきました。

アプローチ

1. 反響までの導線を起点にしたサイト構造の再設計

最初に行ったのは、デザインの議論ではなく**「どの検索ニーズで来た人が、どのページを見て、どこで問い合わせるか」という導線の設計**です。エリア / 物件タイプ / 検討フェーズの 3 軸でユーザーの入口を整理し、広告・自然検索それぞれの受け皿となるページ群を定義したうえで、サイト全体の情報設計を再構築しました。スマートフォンでの物件閲覧と問い合わせ動線を最優先に置いています。

2. 広告運用を前提にした LP / フォーム改善

リニューアルと同時に、広告から着地するページを検討フェーズ別に用意しました。比較検討層には物件一覧 + 絞り込みを、初期検討層にはエリア相場やよくある質問を載せた構成とし、ファーストビューで「このページで何ができるか」が伝わるコピーに統一。問い合わせフォームは入力項目を必要最小限まで削減し、ステップ形式に変更したことで、フォーム到達後の完了率は支援前比で 85% 向上しました。

3. 検索広告 + Meta 広告の一体運用

サイト公開後は、検索広告 (Google) を「顕在ニーズの刈り取り」、Meta 広告を「エリア内の潜在層への想起づくり」と役割分担して運用を開始。広告グループとランディングページの対応関係をサイト構造とそろえているため、広告側の学習データとサイト側の改善が相互に効く体制になっています。週次で反響データを確認し、配信エリア・クリエイティブ・受け皿ページをセットで改善するサイクルを回しました。

成果

リニューアルと広告運用開始後、月間反響数は支援前比でおよそ 3 倍規模に拡大。流入を増やしながら受け皿の CVR も同時に改善したことで、反響単価は旧体制比で約 31% 低減しました。

同社側で特に評価いただいたのは、「サイトの話」と「広告の話」が1 つのテーブルで意思決定できるようになったことです。制作と運用が分断されていた頃は時間がかかっていた改善が、現在は週次サイクルで回っており、反響数の伸びを支える体質そのものが変わった事例となりました。

LOads が担当した支援領域

  • 反響導線を起点としたサイト情報設計 / リニューアルの制作ディレクション
  • 検討フェーズ別ランディングページの構成設計 / コピーライティング
  • 問い合わせフォームの項目最適化 / ステップ化
  • 検索広告 + Meta 広告の運用設計と継続改善
  • 週次レポーティングと改善サイクルの定着支援
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