テレビ放送局

放送局ニュースサイトを、ローカルビッグキーワードで新聞系サイトと並ぶ上位常連に。

テレビ放送局が運営するニュースサイトにおいて、「県名 + ニュース」「都市名 + 天気」などのローカルビッグキーワードで新聞系サイトの後塵を拝していた状況を、放送局ならではの速報性と動画資産を軸にした SEO 構造再設計で改善。主要ローカル KW 群で 1〜3 位を獲得し、検索経由のセッションを約 2.3 倍まで拡大した事例。

SEO・AIO・ASO メディア
Results

主要な成果

+130%
検索経由セッション
1〜3 位
ローカルビッグ KW 順位
約 3 倍
Google Discover 流入

課題

同社が運営するニュースサイトは、テレビ報道で培った取材力と速報性を持ちながら、検索結果では地元新聞社系サイトに継続的に競り負けている状態でした。「県名 + ニュース」「都市名 + 事件」といったローカルビッグキーワードで 5〜10 位前後に沈み、検索経由の流入はサイト全体の 2 割未満。流入の大半をテレビ告知と SNS に依存しており、番組編成や投稿頻度に左右される不安定な集客構造になっていました。

技術面では、放送原稿をほぼそのまま転載した本文の短い記事が大量に量産され、検索エンジンから「薄いページの集合」として評価されていることが大きな要因でした。また、記事の公開が放送後にまとめて行われる運用のため、速報性という放送局最大の強みが検索インデックスのタイミングに反映されていませんでした。

アプローチ

1. 「放送局が新聞系に勝てる軸」の特定

支援初期に競合となる新聞系・ポータル系サイトとの比較分析を行い、コンテンツ量で正面から戦うのではなく、速報性・動画・ライフライン情報 (天気 / 交通 / 災害) の 3 軸に集中する戦略を定めました。検索ユーザーの「いま起きていることを知りたい」というニーズに対し、放送局の一次情報が最も速く出せる領域から順位を取りにいく設計です。

2. 速報フローと記事フォーマットの再設計

放送後にまとめて公開していた運用を改め、取材確定情報から先にテキスト速報を出し、放送後に動画と詳報を追記する 2 段階公開フローへ変更しました。あわせて、放送原稿転載型の短文記事に、見出し構造・関連情報・地図 / 経緯の整理を加えるハイブリッド記事フォーマットを整備。動画には VideoObject 構造化データを実装し、検索結果での動画リッチリザルト表示を狙える状態にしています。

3. ローカル KW ハブと報道現場の運用定着

「県名 + ニュース」「エリア名 + 天気」などの KW ごとにカテゴリページをハブとして再設計し、速報・詳報・関連記事をつなぐ内部リンク網を構築しました。施策を一過性にしないため、報道デスクと記者が日常業務の中で実行できる公開チェックリストを作成し、編集システムの入力項目に落とし込んでいます。

成果

支援開始後、「県名 + ニュース」群のローカルビッグキーワードで 1〜3 位の上位常連ポジションを獲得。検索経由セッションは支援前平均比で約 2.3 倍となり、テレビ告知や SNS に依存しない安定的な流入基盤ができました。2 段階公開フローと構造化データの整備により Google Discover への露出も約 3 倍に伸び、災害・気象などライフライン情報での到達力が大きく向上しています。

放送局のニュースサイトは「新聞系の後追い」になりがちですが、速報性と動画という放送固有の資産を検索評価に接続すれば、十分に上位を取り切れる領域だと LOads は考えています。

LOads が担当した支援領域

  • 新聞系・ポータル系競合との検索ポジション比較分析
  • 速報 2 段階公開フローの設計と編集システムへの組み込み支援
  • 動画 + テキストのハイブリッド記事フォーマット策定 (VideoObject 構造化データ含む)
  • ローカル KW カテゴリハブの再設計と内部リンク網構築
  • 報道現場向け公開チェックリストの整備と週次レポート運用
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