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デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い|使い分けを解説

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを、施策範囲・担当分担・KPI・外部相談の判断基準から実務目線で解説します。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い、施策範囲と使い分けを整理するアイキャッチ

デジタルマーケティング Webマーケティング 違いを調べると、「Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部」と説明されることが多いです。この答え自体は大きく外れていません。ただ、企業担当者が本当に知りたいのは、用語の上下関係だけではないはずです。

実務で迷いやすいのは、SEO、広告、SNS、LP、フォーム、GA4、Search Console、CRM、営業接点をどこまで同じ計画で見るべきかです。Webサイト内の流入とCV改善で十分なのか、営業や既存顧客データまで含めて設計すべきなのかで、必要な体制も予算も変わります。

AI検索で短く確認する読者は、「Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部か」「どちらを優先すべきか」「自社はどこまでやるべきか」を知りたい状態です。まずは、施策名ではなく、責任範囲、計測単位、相談タイミングの3つで分けると判断しやすくなります。

この記事でわかること

  • Webとデジタルの範囲の違い
  • 自社に合う施策範囲の決め方
  • KPIと計測単位を分ける方法
  • CRMや営業接点まで含める判断
  • 外部相談前に整理する項目

デジタルマーケティング Webマーケティング 違いでまず押さえる結論

Webマーケティングはサイト流入とCV改善、デジタルマーケティングはCRMや営業接点まで含めて設計する範囲の違いを示す図

結論から言うと、Webマーケティングはデジタルマーケティングの中に含まれる施策範囲です。Webマーケティングは、主にWebサイトを中心に、検索、広告、SNS、LP、フォーム、問い合わせまでの改善を扱います。デジタルマーケティングは、それに加えてCRM、MA、アプリ、メール、店舗、展示会、営業接点、既存顧客データまで含めて、顧客との接点全体を設計します。

ただし、すべての会社が最初からデジタル全体を扱う必要はありません。問い合わせを増やしたい段階なら、Webマーケティングの範囲に集中したほうが早いことがあります。既存顧客の育成、営業との連携、LTV改善、展示会後のフォローまで扱うなら、デジタルマーケティングとして設計したほうが自然です。

この検索意図は、Webマーケティングとデジタルマーケティングの定義を知りたいだけではありません。費用や支援範囲、失敗例、判断基準、実務手順、相談へ進む前のチェックリストまで確認し、次にどの施策へ着手するかを決めたい読者が多いです。定義、検索意図、実務手順を同じ流れで見ることが、用語だけで終わらせないポイントです。

比較項目Webマーケティングデジタルマーケティング
中心範囲Webサイト、広告、SEO、SNS、LP、フォームWebに加えてCRM、営業、店舗、アプリ、既存顧客接点
主な目的流入、CV、問い合わせ、資料請求顧客接点全体の最適化、商談化、LTV改善
見る数字表示、クリック、CVR、CPA、フォーム完了Web指標に加えて商談化率、受注単価、継続率、顧客データ
担当範囲マーケ、広告、SEO、制作マーケ、営業、CS、情報システム、経営企画
向く状態サイトから問い合わせを増やしたい複数接点をつなげて売上まで見たい

==用語の正解よりも、自社の責任範囲と計測単位を合わせることが重要です。== Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを知る目的は、社内で「誰が、どこまで、どの数字を見るか」を決めることにあります。

対象範囲・チャネルの一番大きな違い

両者の一番大きな違いは、対象範囲・チャネルの広さです。Webマーケティングは、Webサイトに来てもらい、問い合わせや資料請求へ進んでもらうための施策を中心にします。SEO、Web広告、SNS、LP、フォーム、CTA、アクセス解析などが主な施策です。

一方で、デジタルマーケティングは、Webサイトの前後にある顧客接点まで含めます。たとえば、展示会で名刺交換した見込み客へのメール配信、営業が商談した後のCRM記録、アプリの利用状況、既存顧客へのアップセル施策などです。Webサイトだけでは見えない接点も同じ顧客体験として扱うのが、デジタルマーケティングの考え方です。

チャネルWeb範囲で見る場合デジタル全体で見る場合
SEO検索流入とCVへの貢献を見る検索後の商談化や顧客育成まで見る
広告クリック、CV、CPAを見るCRMや営業結果とつないで投資判断する
SNS認知、流入、指名検索を見る顧客コミュニティや既存接点にも広げる
メール資料DL後のフォロー程度MAやCRMと連携して育成を設計する
展示会・営業Web側の補足情報として扱う顧客接点の1つとしてデータ連携する

GoogleのSEOスターター ガイドでは、ユーザーを念頭に置き、見つけやすく閲覧しやすいサイトにする考え方が示されています。これはWebマーケティングの基本です。ただし、検索から来た人が商談になったか、既存顧客化したかまで見るなら、Webサイト外の情報も必要になります。

検索上位の一般的な説明は、対象チャネル、施策例、カスタマージャーニーの説明が中心で、用語理解には強い傾向があります。そこから実務に落とすには、Webマーケティングの主な施策と特徴、デジタルマーケティングの主な施策と特徴、カスタマージャーニー上での役割の違い、導入ステップ、自社に合う施策を選ぶポイントまで並べて見る必要があります。

Webマーケティングとは何かを先に確認したい場合は、Webマーケティングとは? が近い内容です。

SEO・広告・SNS・CRMを同じ改善計画で見る

SEO、広告、SNS、CRMを同じ改善計画に集約して評価する図

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いは、施策を別々に見るか、同じ改善計画で見るかにも表れます。SEOは検索からの接点を作り、広告は短期的な流入を作り、SNSは認知や関心を作り、CRMは商談化や既存顧客との関係を支えます。

Web範囲だけで十分な場合は、SEO、広告、SNSからサイトへ流入させ、LPやフォームでCVを増やす設計で進められます。デジタル全体で見る場合は、CV後の商談化、失注理由、再アプローチ、既存顧客の継続まで含めます。施策の役割を分けながら、最終的には同じKPIへつなぐことが重要です。

施策Webマーケティングでの役割デジタルマーケティングでの役割
SEO検索流入、記事改善、サービスページ誘導検索行動から顧客理解を深める
広告短期流入、CV獲得、CPA管理商談化率や受注単価まで含めて投資判断する
SNS認知、再訪、指名検索のきっかけコミュニティ、顧客接点、既存顧客フォローへ広げる
CRMWeb範囲では補助的に扱う見込み客育成、商談履歴、LTV改善の中心になる
LP・フォームCVR改善、問い合わせ獲得顧客データ取得と営業連携の入口になる

Google アナリティクスのキーイベントについてでは、ビジネスの成果にとって重要なアクションを測定し、そのアクションまでのチャネルの貢献度を評価できる考え方が説明されています。Web範囲でもデジタル全体でも、まずは問い合わせ、資料DL、商談予約などのキーイベントを決めることが出発点です。

Web広告を使う場合は、Google広告のコンバージョン測定についても確認しておくと、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードごとの成果を見やすくなります。広告単体の成果だけでなく、LPやCRMとのつながりまで見ると、Webとデジタルの境界が実務上の判断に変わります。

Webサイト中心で十分なケース

Webサイト中心で十分なケースは、問い合わせや資料請求までの導線が主な課題になっている場合です。たとえば、検索流入が少ない、広告から来た人がフォームまで進まない、サービスページのCTAが弱い、フォーム入力で離脱している。このような状態では、まずWebマーケティングの範囲で改善したほうが早いです。

Web範囲で見るべき状態は、次のように整理できます。

判断ポイント

  • 目的が問い合わせや資料請求の増加である
  • サイトやLPのCVRがまだ低い
  • GA4とSearch Consoleで改善箇所を追える
  • CRMや営業データとの連携がまだ不要
  • 社内の制作・広告・SEO担当で改善できる
状態優先する施策見る数字
検索流入が少ないSEO、記事改善、内部リンク表示回数、クリック、順位
広告流入が弱い広告文、キーワード、LP連携CTR、CV、CPA
LPで離脱するファーストビュー、CTA、事例CVR、CTAクリック
フォーム完了が少ない入力項目、補足説明、導線フォーム到達、完了率
問い合わせ後の質が不明フォーム項目、営業確認有効商談率

Webマーケティングで成果が出ない場合は、施策範囲を広げる前に、サイトの導線を直すほうが効果的なことがあります。広告、SEO、SNSを増やしても、LPやフォームが弱ければCVRは上がりません。

サイト導線の改善は、Webマーケティングサイトの作り方 が近い論点です。

CRM・営業・オフライン接点まで含めるケース

デジタルマーケティングとして扱うべきケースは、Webサイトだけでは成果判断ができない場合です。たとえば、問い合わせ数はあるが商談化率が低い、展示会やセミナーのリードも同じ営業チームが追っている、メールやCRMで育成してから受注する、既存顧客の追加受注が重要。

この状態では、Web指標だけで施策を評価すると判断を誤ります。

CRMや営業接点まで含めると、見るべき数字が変わります。CV数だけでなく、商談化率、受注単価、検討期間、失注理由、LTV、既存顧客への接触履歴まで見ます。Webで獲得したリードが売上まで進んだかを確認するには、マーケティングと営業のデータ接続が必要です。

含める接点見る理由注意点
CRM商談化率、失注理由、受注見込みを把握する入力ルールが揃っていないと判断しにくい
MA・メール資料DL後の育成を見る配信だけでなく反応後の行動を見る
展示会・セミナーオフライン接点からの商談化を見るWeb流入と同じ評価軸にしすぎない
既存顧客データ継続、追加提案、LTVを見る個人情報や同意の管理が必要になる
営業接点有効商談と受注の質を見るマーケ側へ結果が戻る仕組みを作る

顧客データやCRM情報を扱う場合は、法務や個人情報保護の確認も必要です。個人情報保護委員会の個人情報保護法ガイドライン通則編は、事業者が個人情報の適正な取扱いを確保するための指針として公開されています。マーケティング施策で顧客情報を連携する時は、取得目的、利用範囲、社内管理、外部ツールとの接続を確認してください。

Google広告の拡張コンバージョンについてでは、ファーストパーティのコンバージョンデータをハッシュ化し、プライバシーに配慮した方法で測定を補完する機能が説明されています。デジタル全体で計測精度を上げる場合も、データ利用とプライバシー配慮は切り離せません。

問い合わせ・資料請求・商談へ接点を集める

検索、広告、SNS、CRMの入口を相談や資料請求へ集める導線図

Webマーケティングでもデジタルマーケティングでも、最終的には問い合わせ、資料請求、商談へ接点を集める必要があります。違いは、その接点をどこまで広く設計するかです。Web範囲では、検索や広告からLPへ入り、フォーム完了までを主に見ます。デジタル全体では、SNS、メール、展示会、営業接点、CRMも含めて、同じ顧客がどの経路で進んだかを見ます。

導線設計では、入口ごとに別々のKPIを置きすぎないことが大切です。SEOは表示回数、広告はCPA、SNSは反応数、メールは開封率だけで見ると、最終的にどれが商談に効いたか分かりません。入口別の数字と、共通のCV地点をセットで見ると、優先順位が決めやすくなります。

入口Web範囲の見方デジタル全体の見方
検索SEO記事やサービスページへの流入検索後の資料DL、商談化、失注理由
広告LPクリック、CV、CPA商談単価、受注見込み、CRM連携
SNS認知、流入、再訪コミュニティ、既存顧客、紹介接点
メール資料DL後の追客ナーチャリング、商談復帰、LTV
営業Web側では補助情報顧客接点の中心としてマーケと接続

問い合わせや資料請求の導線が弱いままCRMを導入しても、蓄積されるデータが少なくなります。反対に、WebからのCVは多いのに商談化しない場合は、Web範囲だけでは原因を見切れません。ここで初めて、デジタルマーケティングとして営業接点まで含める意味が出てきます。

この章の判断は、相談前のチェックリストにも直結します。資料請求、相談、見積もり、セミナー申込などのCTAを同じ成果として扱うのか、商談化や受注まで分けるのかで、Web範囲とデジタル全体の境界が変わります。

GA4・広告・SEOデータで計測単位をそろえる

Web範囲かデジタル全体かを判断するには、計測単位をそろえる必要があります。GA4ではキーイベント、広告ではコンバージョン、Search Consoleでは検索クエリやクリック、CRMではリードや商談が中心になります。名前が違うだけでなく、同じ成果を測っているとは限らない点に注意してください。

ツール・データ主に見えることそろえるべき単位
GA4サイト内行動、イベント、キーイベント問い合わせ、資料DL、商談予約
Search Console検索クエリ、表示回数、CTR、順位検索流入からCVへ進んだページ
広告管理画面クリック、CV、CPA、広告費広告CVと実商談の対応
CRM商談化、失注理由、受注見込みリードID、会社名、CV地点
営業管理商談状況、受注単価、継続見込みマーケ起点リードの質

GA4や広告データを見ても、CRM側の商談結果が戻ってこないと、デジタル全体の判断はできません。逆に、CRMの入力が不安定な状態でデジタルマーケティングを広げても、分析の土台が揃いません。まずはWeb範囲でキーイベントと広告CVを整え、次にCRMと営業結果を接続する順番が現実的です。

KPIの具体的な設計は、Webマーケティングの効果測定 で深掘りできます。

BtoB/BtoC・単価・検討期間で優先施策を決める

どちらを優先すべきかは、BtoBかBtoCか、商材単価、検討期間、CV地点で変わります。低単価で購入までが短い商材なら、広告、LP、購入導線をWeb範囲で高速に改善するほうが向いています。高単価で検討期間が長い商材なら、資料DL、メール、営業接点、CRMまで含めたデジタル全体の設計が必要になりやすいです。

BtoB/BtoC別の線引き、CRMやオフライン接点を含める判断、Web担当とデジタル担当の分担は、用語理解だけでは決まりません。予算規模別の現実的な着手順まで落とし込むと、まずWebでCV地点を整えるのか、最初からCRMや営業接点を含めるのかが見えやすくなります。

事業タイプ優先しやすい範囲理由
BtoB高単価デジタルマーケティング商談化、営業接点、検討期間が重要
BtoB低単価Web中心から開始問い合わせと資料DLの改善が先
BtoC高単価WebとCRMの連携比較検討、再訪、相談導線が重要
BtoC低単価Webマーケティング広告、LP、購入導線を短期改善しやすい
既存顧客比率が高いデジタル全体継続、追加購入、LTVを見たい

費用・支援範囲もこの判断に連動します。Web範囲なら、SEO、広告、LP改善、フォーム改善、GA4確認から始められます。デジタル全体なら、CRM設計、営業連携、MA、データ連携、個人情報管理まで含まれるため、関係者が増えます。

私の実務見解として、最初から大きなデジタルマーケティング構想を作るより、まずWebサイト中心でCV地点と計測を整えたほうが進みやすい会社は多いです。商談化率やLTVまで見たい段階になってから、CRMや営業接点へ広げるほうが、社内合意を取りやすくなります。

この記事もおすすめ|Webマーケティングのメリット・デメリットと導入前チェック6条件|施策範囲を広げる前に、導入判断の軸となる効果と注意点を整理しておけます。|

Web担当とデジタル担当の責任範囲を分ける

Web担当とデジタル担当の違いは、担当する媒体名ではなく、責任を持つ成果の範囲です。Web担当は、サイト流入、ページ改善、フォーム完了、広告やSEOの改善を担うことが多いです。デジタル担当は、Webに加えて、CRM、MA、営業接点、既存顧客データ、商談化率、LTVまで見ることがあります。

役割主な責任範囲連携すべき相手
Web担当SEO、広告、LP、フォーム、GA4制作、広告、SEO、営業
デジタル担当CRM、MA、営業接点、顧客データ営業、CS、情シス、法務
制作担当サイト更新、LP修正、CTA改善Web担当、広告担当
営業担当商談化、失注理由、受注見込みマーケ、CRM管理者
経営・事業責任者予算、優先順位、KGIマーケ、営業、財務

責任範囲が曖昧だと、レポートだけが増えて改善が止まります。広告担当はCPAを見て、Web担当はCVRを見て、営業は商談化率を見ているのに、誰も全体の優先順位を決めていない状態です。==施策範囲を決めることは、担当者を責めるためではなく、次に誰が何を直すかを決めるためです。

==

体制づくりや将来性を考える時も、肩書きだけで判断しないほうが安全です。Webマーケターとして始めても、CRMや営業連携まで扱えばデジタルマーケティング寄りになります。反対に、デジタルマーケティングという名前でも、実務がサイト改善だけならWebマーケティングの範囲です。

将来性やキャリア、体制づくりへの影響を考える時は、担当名ではなく扱う接点で見ます。Web担当とデジタル担当の分担を明確にすると、広告、SEO、制作、CRM、営業のどこで改善が止まっているかを社内で説明しやすくなります。

Web範囲で十分かデジタル全体で見直すか

Web範囲、連携追加、全体設計のどこまで必要かを分岐する図

Web範囲で十分か、デジタル全体で見直すかは、現在の課題で決めます。サイト流入やCVRが弱いなら、Web範囲で改善を進めます。広告やSEOのCVは取れているのに商談化しないなら、CRMや営業接点との連携を追加します。複数チャネルと既存顧客データを同じ計画で見たいなら、デジタル全体で設計します。

状態判断次のアクション
流入やCVが足りないWeb範囲で十分SEO、広告、LP、フォームを直す
CVはあるが商談化しない連携追加CRM、営業基準、フォーム項目を見直す
展示会や営業接点も多いデジタル全体接点ごとのデータとCV地点を統合する
既存顧客売上が重要デジタル全体メール、CRM、LTVを設計する
担当者が兼務で止まる外部相談も検討診断範囲と実装範囲を切り分ける

自社の集客施策をWeb範囲で見るべきか、デジタル全体で見直すべきか迷う場合は、まずCV地点、計測環境、社内実行体制を整理してください。広告・SEO・サイト改善・CRMの優先順位が曖昧なまま外部に相談すると、提案範囲が広がりすぎることがあります。

支援会社へ相談する段階では、Webマーケティング会社の選び方 が参考になります。運用を外部へ任せる範囲は、Webマーケティング運用代行で依頼できること で確認できます。

外部相談前のチェックリスト

外部相談前には、Web範囲で相談したいのか、デジタル全体で相談したいのかを決めておくと話が早くなります。完璧な資料は不要ですが、CV地点、LP、計測、CRM連携、月次改善体制を整理しておくと、提案内容を比較しやすくなります。

相談前チェック

  • 相談目的が問い合わせ増加か商談化改善かを決めた
  • 主要LPとフォームURLを整理した
  • GA4、広告、Search Consoleの権限を確認した
  • CRMや営業データを連携できるか確認した
  • 月次で誰が改善を実装するか決めた
確認項目Web範囲の相談デジタル全体の相談
CV地点問い合わせ、資料DL、フォーム完了商談化、受注、既存顧客接点
LP・サイトCTA、フォーム、サービスページCRMや営業資料との整合
計測GA4、広告CV、Search ConsoleCRM、MA、営業結果との接続
月次改善SEO、広告、LP修正営業・CS・法務も含む改善会議
外注範囲制作、広告、SEO、分析データ連携、CRM設計、体制整備

現在の施策範囲と計測状況を共有して次の改善点を確認するなら、最初に「どこまでを同じ改善計画に含めたいか」を書き出してください。Web範囲で十分な相談なのか、CRMや営業接点まで含める相談なのかで、必要な支援会社も変わります。

よくある質問

Q. Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いは何ですか?

Webマーケティングは、Webサイトを中心にSEO、広告、SNS、LP、フォーム、問い合わせまでを改善する範囲です。デジタルマーケティングは、Webに加えてCRM、営業接点、アプリ、メール、オフライン接点、既存顧客データまで含めて設計する範囲です。

Q. どちらを先に始めるべきですか?

問い合わせや資料請求を増やしたい段階なら、Webマーケティングから始めるのが現実的です。商談化率、LTV、既存顧客接点まで見たい場合は、デジタルマーケティングとして設計する必要があります。

Q. 費用はどちらが高くなりやすいですか?

一般的には、デジタルマーケティングのほうが関係者やツール連携が増えるため、費用と社内工数が大きくなりやすいです。ただし、Web範囲でも広告費や制作費を多く使う場合は、費用が大きくなることがあります。

Q. 自社だけで進められますか?

Web範囲の改善なら、社内に制作、広告、SEO、分析の担当者がいれば進められます。CRMや営業接点まで含める場合は、マーケ、営業、情報システム、法務などの連携が必要になるため、外部支援を入れたほうが進めやすいことがあります。

Q. 代理店や支援会社に何を依頼すればよいですか?

Web範囲なら、SEO、広告、LP改善、GA4確認、フォーム改善を依頼できます。デジタル全体なら、CRM連携、商談化率の分析、MA設計、営業接点の整理、データ利用ルールの確認まで相談範囲に入ります。

まとめ

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いとは?施策範囲と使い分けを解説のまとめ Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いは、Webがデジタル全体の一部という上下関係だけではありません。実務では、Webサイト中心で流入とCVを改善するのか、CRM、営業、オフライン接点、既存顧客データまで含めて改善するのかが重要です。

==判断の軸は、施策名ではなく、責任範囲、計測単位、相談タイミングです。== 問い合わせや資料請求が課題ならWeb範囲から始め、商談化率やLTVまで見たいならデジタル全体へ広げます。最初から広げすぎると、関係者が増えすぎて改善が進まないこともあります。

まずは、主要LP、CV地点、GA4、広告CV、Search Console、CRMの有無、営業結果の戻り方を整理してください。そこまで見えれば、Web範囲で十分なのか、デジタルマーケティングとして全体設計すべきなのかを判断しやすくなります。

参考にした公式情報

執筆者情報
LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

執筆者情報

LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

Webマーケティング会社・大手Web系企業を経て独立し、デジタルマーケティング業界で14年のキャリア。2018年より東京・福岡を中心に、Web広告運用やSEO対策・AIO対策などのデジタルマーケティング支援を大手・中小企業問わず行っています。100社以上のマーケティング支援の現場で得た知見をもとに、独自の知見とナレッジでコラムを発信しています。