ChatGPT経由の訪問を計測する方法はありますか?
匿名さんからの質問
ChatGPT経由の訪問は、通常のアクセス解析だけでは把握しづらい部分がありますが、いくつかの計測アプローチがあります。
まず基本となるのが、リファラー(参照元)の確認です。ChatGPTの回答内リンクから訪問があった場合、アクセス解析ツール上で参照元として chat.openai.com や chatgpt.com といったドメインが記録されることがあります。Google Analytics 4であれば、参照元/メディアのレポートでこれらのドメインを確認する形になります。
ただし、リファラーは環境やリンクの遷移方法によって引き継がれないケースも少なくありません。そのため、より確実に追跡したい場合は、UTMパラメータの付与が有効です。自社で管理しているリンクをAIに引用されやすい形で公開する、あるいは特定のキャンペーンページにパラメータ付きURLを設定しておくと、流入経路を切り分けやすくなります。
一方でChatGPT経由というのがAIボットが訪問したかという意味で答えると、OpenAI側のボットやユーザーエージェントがページを取得するアクセスは、GA4のJavaScriptタグでは基本的に取りづらく、サーバーログやCDNログ、WAFログを見る必要があります。
一点補足すると、AI経由の訪問はまだ流入全体に占める割合が小さいケースも多く、数値の絶対量だけで判断すると見誤ることがあります。「どんな質問に対して自社が引用されているか」といった質的な側面もあわせて見ていくと、施策の方向性を検討しやすくなります。
具体的な計測設計や、自社サイトがAIにどう引用されているかの把握でお困りの場合は、現状の解析環境をふまえてご相談いただければと思います。