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画像SEOとは?altやファイル名など基本4要素をやさしく解説

画像SEOの基本を、altテキスト、ファイル名、本文配置、画像検索、Search Consoleでの改善まで実務目線で整理します。
画像SEOの基本4要素をやさしく解説する記事のアイキャッチ

画像SEOとは、画像を検索エンジンと読者の両方に理解されやすい状態へ整えることです。具体的には、altテキスト、ファイル名、画像の配置、周辺テキスト、画像サイズ、表示速度、構造化データ、Search Consoleでの改善確認などを含みます。

ただし、最初に押さえたいのは、画像SEOは「altにキーワードを入れる作業」だけではないという点です。画像が本文の何を説明し、読者の理解や判断にどう役立つのかを設計することが、実務では最も重要です。

Googleの画像SEOのベストプラクティスでは、画像の近くに関連するテキストを置くこと、短く説明的なファイル名を使うこと、画像内容を説明するaltテキストを設定することなどが紹介されています。またSEOスターターガイドでも、画像を関連テキストの近くに置くことや、画像とページ内容の関係を説明するaltテキストの重要性が説明されています。

画像SEOで大切なのは、画像単体を最適化することではなく、画像、見出し、本文、キャプション、リンク先が同じ文脈でつながっている状態を作ることです。

この記事でわかること

  • 画像SEOの基本的な考え方
  • altテキストの書き方と避けたい書き方
  • ファイル名を付けるときの考え方
  • 画像を本文のどこに配置すべきか
  • 画像サイズ、表示速度、モバイル表示の確認ポイント
  • 画像検索を狙うときに必要な独自性
  • Search Consoleで画像SEOの改善対象を選ぶ方法
  • 自社で整える範囲と外部に相談する範囲

この記事では、画像SEOを初めて整理する担当者向けに、記事や商品ページで実際に確認すべき項目を順番に解説します。

画像SEOは画像を検索と読者理解に役立てる設計

画像SEOを検索・理解・判断・回避に分解した構造図

画像SEOは、画像を検索結果に出すためだけの施策ではありません。記事を読む人が内容を理解しやすくなり、検索エンジンにも画像と本文の関係が伝わりやすくなるように設計することです。

たとえば、SEOコンサルの費用記事に「支援範囲別の費用比較表」を入れる場合、その画像は単なる装飾ではありません。読者が費用の違いを理解し、見積もりを比較するための判断材料になります。この画像に適切なaltテキストや近接テキストがあれば、検索エンジンにもページの内容が伝わりやすくなります。

一方で、本文と関係の薄い人物イラストや、雰囲気だけの写真を入れても、読者の意思決定にはあまり役立ちません。もちろん、写真が必要な記事もあります。店舗、商品、施工事例、イベント、操作画面などは写真が重要です。ただし、マーケティング情報メディアやBtoB向けの記事では、読者が判断に使える図解、比較表、チェックリスト、スコアカードの方が価値を出しやすい場面が多くあります。

綱脇耕輔の実務見解として、画像SEOを考えるときは「見た目がきれいか」よりも先に、「この画像は読者のどの判断を助けるのか」を確認します。画像が本文の主張を補強していない場合、altやファイル名を整えても、ページ全体の価値は上がりにくいからです。

画像の役割例SEO上の見方
内容理解手順図、比較表、概念図本文理解と滞在を助ける
判断補助チェックリスト、スコアカード問い合わせ前の不安を減らす
実物確認商品写真、施工事例、画面キャプチャ検索意図に直接答える
導線補助資料風画像、診断項目表CTAへの納得感を作る

画像SEOを始めるときは、画像の数を増やすのではなく、ページ内のどの見出しで画像が必要かを考えてください。画像が必要な見出しは、読者が比較、判断、手順理解、確認をする場所です。

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画像SEOでまず見るべき4つの要素

画像SEOで最初に確認する要素は、altテキスト、ファイル名、配置、技術的に見つけやすい状態の4つです。

要素確認すること改善の方向性
altテキスト画像内容とページ文脈を説明しているかキーワード羅列ではなく内容説明にする
ファイル名画像内容が短く具体的に分かるかIMG_001.jpg などを避ける
配置関連する見出し・本文の近くにあるか画像と説明文を近づける
技術的発見性img要素、サイズ、速度、モバイル表示が問題ないか表示速度とHTML上の扱いを確認する

Googleの画像SEOベストプラクティスでは、画像を見つけて理解してもらうためのポイントとして、画像が関連するテキストの近くにあること、ファイル名が短く説明的であること、altテキストが画像内容を説明していることなどが示されています。

画像SEOの基本は、画像を検索エンジンに見つけてもらい、画像とページの関係を理解してもらうことです。 この2つを分けて考えると、改善すべき箇所が見つけやすくなります。

たとえば、画像がCSSの背景画像としてだけ表示されている場合、本文画像としての文脈が伝わりにくいことがあります。記事本文で説明したい画像は、基本的にHTML上の画像要素として扱い、altテキストを設定できる状態にしておく方が管理しやすいです。

また、画像の近くに説明文がない場合も問題です。Googleは画像の内容理解に、altテキストだけでなくページ内容や周辺テキストも利用します。画像を置く場所が本文から離れていると、読者にも検索エンジンにも何の画像か伝わりにくくなります。

画像SEOの初期改善では、まず主要ページを10ページほど選び、各ページの重要画像について「alt」「ファイル名」「近接テキスト」「表示速度」「モバイル表示」を確認するとよいです。全画像を一気に直すより、検索流入や問い合わせに近いページから始める方が現実的です。

altテキストは画像の内容と文脈を具体的に書く

altテキストは、画像の代替テキストです。画像が表示されない場合やスクリーンリーダー利用時に役立つだけでなく、検索エンジンが画像内容を理解する手がかりにもなります。

Googleは画像SEOベストプラクティスで、altテキストについて、画像の内容を説明し、ページ文脈に合った有用なテキストを書くことを推奨しています。キーワードを詰め込むことは、ユーザー体験を損ない、スパムと見なされる可能性があるため避けるべきです。

例altテキスト判断
SEO費用の比較表SEOコンサル費用をスポット診断、月額支援、制作込みで比較した表良い
内部リンク設計図SEO記事群で親記事、子記事、サービスページをつなぐ内部リンク設計図良い
汎用人物イラストパソコンを見る人内容説明としては弱い
キーワード羅列SEO 画像 SEO alt 画像検索 上位表示避けたい

良いaltテキストは、画像に写っているものだけでなく、その画像が本文で何を説明しているかまで伝えます。 たとえば、単に「表」と書くのではなく、「SEOコンサル費用を支援範囲別に比較した表」と書く方が、画像と本文の関係が分かりやすくなります。

altテキストを書くときは、次の順番で考えます。

観点質問
画像内容何が写っている、または何を示しているか
本文文脈どの見出しの説明を補足しているか
読者の理解読者はこの画像で何を判断できるか
簡潔さ長すぎず、説明として自然か

altテキストにキーワードを羅列する運用は避けてください。画像SEOを意識しすぎるほどやりがちな失敗ですが、読者にも検索エンジンにも不自然です。

altテキストは「短ければ短いほどよい」わけでもありません。画像の役割によって適切な長さは変わります。装飾画像であれば空のaltが適切な場合もありますが、記事本文の理解に関わる画像であれば、何を説明している画像か分かる程度に具体的に書く必要があります。

ファイル名は画像の内容が分かる英数字で付ける

良いファイル名と弱いファイル名をステータス表で整理した図

画像ファイル名も、画像内容を伝える補助情報になります。Googleの画像SEOベストプラクティスでは、ファイル名は短く説明的にすることが推奨されています。

たとえば、IMG_0001.png や image1.jpg では、画像の内容が分かりません。一方で、seo-consulting-cost-comparison.png のように付けると、画像がSEOコンサル費用の比較に関するものだと分かりやすくなります。

ファイル名判断理由
seo-image-alt-text-example.png良い内容が具体的で分かりやすい
image-seo-checklist.png良い画像の役割が伝わる
IMG_2391.png弱い内容が分からない
seo-seo-seo-alt-keyword-ranking.png避けたいキーワード詰め込みに見える

ファイル名は、画像の内容を短く説明するためのラベルとして考えると自然です。 日本語ファイル名が使えないわけではありませんが、URLエンコードや運用管理を考えると、英数字とハイフンで統一する方が扱いやすいケースが多いです。

実務では、画像ファイル名を記事単位で管理すると混乱しにくくなります。たとえば、記事のスラッグが image-seo-alt-filename であれば、画像は次のように整理できます。

画像ファイル名例用途
アイキャッチ01_eyecatch.png記事冒頭のキービジュアル
H2図解02_image-seo-role.png画像SEOの役割説明
H2図解03_four-elements.png4要素の整理
H2図解04_alt-text-quality.pngaltテキスト比較

ファイル名管理は小さな作業に見えますが、記事が増えるほど重要になります。300記事規模のメディアでは、画像名がバラバラだと、後から差し替え、再生成、alt修正、Ghost入稿の確認が難しくなります。

画像は見出しや本文の近くに配置する

画像SEOでは、画像の配置も重要です。Googleの公式ドキュメントでも、画像は関連するテキストの近くに置くことが推奨されています。

読者の視点でも同じです。見出しで「画像SEOでまず見るべき4つの要素」と書いているのに、図解が章の最後や別の場所にあると、理解の流れが切れます。画像は、その画像が説明する見出しや本文の近くに置く方が自然です。

記事本文では、基本的に「見出し、画像、本文」の順番で配置すると読みやすくなります。 見出しでテーマを示し、画像で全体像をつかみ、本文で詳しく説明する流れです。

配置読者の理解SEO上の見方
見出し直下に画像何を説明する図か分かりやすい周辺テキストとの関係が明確
本文説明の直後に画像具体例として理解しやすい画像と本文が関連しやすい
ページ下部にまとめて画像何の画像か分かりにくい文脈が弱くなりやすい
装飾として遠くに配置意味が伝わりにくいSEO効果は期待しにくい

キャプションも有効です。すべての画像に長いキャプションを付ける必要はありませんが、表や図解の意図が一目で分かりにくい場合は、画像の下に短い説明を置くと読者が理解しやすくなります。

また、画像と本文の内容が一致しているかも確認してください。画像では「費用比較」を示しているのに、周辺本文では「会社選び」を説明していると、読者にとっても検索エンジンにとっても文脈がぼやけます。

画像の配置は、記事制作ワークフローに組み込むのが理想です。原稿作成後に画像を後付けするのではなく、構成段階で「このH2には何を図解するか」を決めると、画像の役割が明確になります。

画像サイズ・表示速度・モバイル表示も確認する

画像SEOでは、画像の内容だけでなく、表示速度やモバイル表示も確認します。大きすぎる画像をそのまま使うと、ページの読み込みが遅くなり、読者体験を損なう可能性があります。

ただし、画像サイズを小さくしすぎると、図解の文字が読めなくなります。ここが難しいところです。SEO記事の図解であれば、スマホでも主要な文字が読めるサイズを保ちつつ、ファイル容量を適切に抑える必要があります。

確認項目見るポイント
表示サイズPC、スマホで読めるか
ファイル容量不必要に重くないか
形式PNG、WebP、JPEGなど用途に合っているか
レスポンシブ画面幅に合わせて崩れないか
遅延読み込み必要に応じてlazy loadingを使うか

表示速度を改善する最初の一手は、画像の圧縮です。撮影した写真やPNGをそのまま載せると、1枚で数MBになることもあります。写真はJPEGやWebPで圧縮し、図解はPNGかWebPで書き出すと、画質を保ちながら容量を抑えやすくなります。WebPはJPEGやPNGより同等画質で容量を小さくしやすい形式で、対応ブラウザが広がった現在は本文画像の標準候補になります。圧縮しても表示上の劣化が目立たないなら、圧縮後のファイルを使う方が表示速度に有利です。

表示速度は、読者体験だけでなくGoogleの評価指標にも関わります。ページの主要な画像が重いと、Core Web VitalsのLCP(最大コンテンツの描画時間)が悪化し、モバイルでの離脱につながりやすくなります。画像は「軽ければよい」ではなく、読める品質と表示速度のバランスで判断します。 特に図解画像では、文字が小さくなると画像の価値が落ちます。小さなカードをたくさん詰め込むより、要素を絞って大きく表示する方が、読者にとって有益です。

モバイル表示では、横長の図解が縮小されすぎることがあります。スマホで文字が読みにくい場合は、画像を縦型に作る、重要な要素を少なくする、本文側で補足するなどの対応が必要です。

Google検索での評価を考えるときも、ユーザー体験を無視できません。画像が重くてページ表示が遅い、画像がはみ出してレイアウトが崩れる、スマホで文字が読めないといった状態は、読者の離脱につながります。

画像検索を狙うなら独自性と情報価値を高める

画像検索を意識する場合、画像そのものの情報価値が重要になります。汎用的な素材画像や、どの記事にも使える抽象的なイラストだけでは、検索結果で選ばれる理由が弱くなります。

ここで効いてくるのが、オリジナル画像かどうかです。フリー素材サイトの写真は他サイトでも大量に使われているため、同じ画像が並ぶ画像検索では埋もれます。自社で作った比較表、実際の操作画面のキャプチャ、現場の写真といったオリジナル画像は、その記事だけの情報になり、画像検索でもSNS共有でも選ばれやすくなります。

たとえば「画像SEO altテキスト」と検索する読者にとって役立つ画像は、パソコンを見ている人物イラストではなく、良いaltと悪いaltの比較表、alt作成のチェックリスト、画像と周辺テキストの関係図です。

画像検索で選ばれやすい画像は、単体で見ても何を説明しているか分かる画像です。 画像タイトル、図解内の見出し、altテキスト、近接本文がそろっていると、画像の意味が伝わりやすくなります。

画像タイプ向いている記事価値の出し方
比較表費用、選び方、メリットデメリット判断軸を明確にする
チェックリスト公開前確認、診断、改善手順具体的な行動に落とす
フロー図手順、導線、改善プロセス流れを視覚化する
スコアカード会社選び、品質評価自社で判断しやすくする
実例画像商品、画面、事例実物の確認に役立てる

綱脇耕輔の実務見解として、BtoB向けの記事画像は「映える」よりも「使える」を優先した方が成果につながりやすいです。読者が社内説明に使える図解、上司に共有しやすい判断表、外注先との打ち合わせで使えるチェック項目は、記事の独自価値にもなります。

生成AIで画像を作る場合も同じです。見た目の統一だけを優先すると、記事ごとの画像が似た表情になり、読者にとっての発見が減ります。記事テーマごとに、比較表、診断表、フロー、優先度マップ、スコアカードなど、画像パターンを変える必要があります。

画像検索やSNSでクリックしてもらう工夫は、検索結果のスニペットで選ばれる工夫と同じ発想です。テキストのスニペットを整える考え方は、次の記事で詳しく整理しています。

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Search Consoleで画像SEOの改善対象を選ぶ

Search Consoleの状態別に画像SEOの改善対象を分ける分岐図

画像SEOは、公開して終わりではありません。Search Consoleで検索パフォーマンスを確認し、改善対象を選びます。

Search Consoleの検索パフォーマンスレポートでは、検索結果における表示回数、クリック数、CTR、掲載順位などを確認できます。画像検索の状況を見る場合は、検索タイプを切り替えて確認します。

状態見る指標改善の方向性
表示されているがクリックが少ない表示回数、CTR画像の見出し、alt、周辺本文を見直す
画像検索で出ていない検索タイプ、ページ単位画像配置、ファイル名、インデックス状況を確認する
クリック後に離脱が多いGA4の行動画像と本文、CTAの関係を見直す
画像は良いが記事が弱いページ全体の評価本文、内部リンク、構造化データを改善する

画像SEOの改善では、画像単体の数字だけでなく、ページ全体の検索意図と問い合わせ導線を一緒に見てください。

たとえば、画像検索から流入があるページでも、問い合わせにつながっていない場合があります。その場合は、画像のaltを直すよりも、画像の近くに説明文を追加する、関連するサービスページへリンクする、記事内CTAの位置を見直す方が効果的なことがあります。

また、Search Consoleの数字は、検索タイプや集計条件によって見え方が変わります。画像検索の掲載順位はWeb検索と同じ感覚で判断しない方がよいです。まずは、どのページが画像検索で表示されているか、どのクエリで画像が見られているか、クリック後にどのような行動があるかを確認します。

なお、画像検索で表示されない原因が、そもそもページや画像がインデックスされていないことにある場合もあります。クロールとインデックスの基本を先に確認しておくと、原因の切り分けが速くなります。

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画像SEOの改善対象を選ぶときは、次の順番がおすすめです。

1. 問い合わせや売上に近いページを選ぶ 2. Search Consoleで表示回数とクリックを確認する 3. 画像のalt、ファイル名、配置、周辺本文を確認する 4. スマホ表示で画像が読めるか確認する 5. GA4で画像付近の導線やページ行動を見る 6. 変更内容を記録して、一定期間後に再確認する

画像SEOでよくある失敗

画像SEOでよくある失敗は、altテキストだけを直して満足してしまうことです。もちろんaltは重要ですが、画像が本文と関係していない、配置が不自然、ファイル名が分かりにくい、画像が重すぎる、スマホで読めない、といった問題が残っていれば、画像SEOとしては不十分です。

失敗何が問題か改善方法
altが空欄画像の意味が伝わらない本文文脈に沿って説明する
altがキーワード羅列読者体験が悪く不自然画像内容を自然に書く
ファイル名が汎用画像内容の手がかりが弱い短く説明的な英数字にする
本文と離れている文脈が伝わりにくい見出しや説明文の近くに置く
文字が小さい図解スマホで読めない要素を減らし大きくする
根拠不明のグラフ読者を誤解させる定量データがある場合だけ使う

根拠のない数値グラフや架空の調査データを本当のように見せることは避けてください。図解や試算例を使う場合は、「試算例」「仮説モデル」「確認項目」として明記する必要があります。

また、生成画像では文字崩れや余白の不均等も起こりやすいです。画像内のテキストが枠からはみ出す、矢印と文字が重なる、カードが上下中央に配置されていない、左右余白が不均等といった画像は、読者にストレスを与えます。

画像SEOの観点では、画像が記事の品質を下げないことも重要です。見た目だけでなく、読みやすさ、情報の正確さ、本文との関係を確認してください。

自社で整える範囲と外部に相談する範囲

画像SEOは、自社で進められる範囲と、外部に相談した方がよい範囲を分けると進めやすくなります。

範囲自社で進めやすいこと外部に相談しやすいこと
素材整理商品写真、事例画像、画面キャプチャの準備画像の使いどころ設計
alt確認主要画像のalt有無チェックページ文脈に合うalt設計
ファイル名命名ルールの統一大量画像の運用設計
図解制作社内の一次情報提供判断表、スコアカード、CTA画像設計
計測改善Search Consoleの確認改善優先度の判断

自社にしか分からない情報は、自社で出すべきです。商品特徴、顧客の悩み、導入事例、営業現場でよく聞かれる質問、サービスの違いなどは、外部よりも社内の方が詳しいはずです。

一方で、それを記事や画像にどう落とし込むか、どの見出しに画像を置くか、altやファイル名をどう設計するか、Search Consoleでどのページから改善するかは、SEOやコンテンツ運用の経験が必要です。

画像SEOで外部に相談する価値があるのは、画像単体の作成ではなく、記事設計、画像設計、計測、問い合わせ導線まで一緒に見直したい場合です。

特に、記事数が増えているメディアでは、画像ルールがバラバラになりやすくなります。ファイル名、alt、配置、画像サイズ、見出し画像の形式、キャプション、DriveやGhostへの格納方法まで、運用ルールを整えると後から改善しやすくなります。

画像SEOの公開前チェックシート

画像SEOの公開前チェック項目を並べたチェックリスト

画像SEOは、公開前に簡単なチェックシートで確認すると品質が安定します。すべてを完璧にする必要はありませんが、主要ページの重要画像だけでも確認しておくと、公開後の手戻りを減らせます。

チェック項目確認内容
画像の役割その画像が本文の何を説明しているか明確か
altテキスト画像内容と本文文脈を自然に説明しているか
ファイル名短く説明的な英数字になっているか
配置関連する見出しや本文の近くにあるか
文字サイズPC、スマホで読めるか
表示速度不必要に重くないか
根拠グラフや数値に根拠があるか
計測公開後にSearch ConsoleやGA4で見る項目が決まっているか

綱脇耕輔の実務見解として、画像SEOは「公開前チェック」と「公開後改善」を分けて管理するのがよいです。公開前はalt、ファイル名、配置、表示崩れを確認します。公開後はSearch ConsoleとGA4を見て、表示回数、クリック、回遊、CTAクリックを確認します。

記事数が少ない段階では、手作業でも十分です。ただし、記事数が増えてくると、画像命名、alt管理、配置ルール、差し替え履歴をシートやCMS上で管理した方が安全です。

画像SEOは小さな改善に見えますが、記事の読みやすさ、画像検索、SNS共有、社内説明、問い合わせ導線に関わります。特に情報メディアでは、図解が記事の価値を左右することがあります。

まとめ:画像SEOはaltだけでなく画像の役割から設計する

画像SEOの結論と要点3つをまとめた強調ボックス

画像SEOは、altテキストやファイル名を整えるだけの作業ではありません。画像が本文の何を説明し、読者の理解や判断にどう役立つかを設計することが出発点です。

まずは、主要ページの重要画像から確認してください。altテキスト、ファイル名、配置、周辺本文、表示速度、モバイル表示、Search Consoleでの状況を見れば、改善すべき箇所が見えてきます。

画像を使う記事や商品ページを改善したい場合は、画像だけを単体で直すのではなく、見出し、本文、内部リンク、CTA、計測まで一つの流れで見ることが大切です。画像SEOは、読者が理解し、判断し、次の行動へ進むためのコンテンツ設計です。

よくある質問

画像SEOはaltテキストだけ直せば十分ですか?

十分ではありません。altテキストは重要ですが、ファイル名、画像の配置、周辺本文、画像サイズ、表示速度、モバイル表示、Search Consoleでの確認もあわせて見る必要があります。

altテキストにはキーワードを入れるべきですか?

画像内容とページ文脈に自然に合う場合は入っていて問題ありません。ただし、キーワードを羅列する書き方は避けてください。画像が何を説明しているかを自然に書くことが大切です。

画像ファイル名は日本語でもよいですか?

日本語が使えないわけではありませんが、URLエンコードや運用管理を考えると、英数字とハイフンで短く説明的に付ける方が扱いやすいことが多いです。

画像はWebPに変換すべきですか?

多くの場合、変換する価値があります。WebPはJPEGやPNGと同等の見た目を保ちながら容量を小さくしやすく、表示速度の改善につながります。対応ブラウザも広がっているため、本文画像の標準形式として検討して問題ありません。ただし、変換で図解の文字がにじむ場合は、画質設定を上げるか元形式を残してください。

生成AIで作った画像もSEOに使えますか?

使えます。ただし、文字崩れ、余白の不均等、根拠不明の数値、本文と関係の薄いイラストには注意が必要です。記事の主張や判断軸を伝える図解として設計してください。

画像検索の成果はどこで確認できますか?

Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで検索タイプを切り替えて確認します。表示回数、クリック数、CTR、掲載順位を見ながら、ページ単位で改善対象を選びます。

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参考にした公式情報

執筆者情報
LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

執筆者情報

LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

Webマーケティング会社・大手Web系企業を経て独立し、デジタルマーケティング業界で14年のキャリア。2018年より東京・福岡を中心に、Web広告運用やSEO対策・AIO対策などのデジタルマーケティング支援を大手・中小企業問わず行っています。100社以上のマーケティング支援の現場で得た知見をもとに、独自の知見とナレッジでコラムを発信しています。