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Instagram広告のストーリーはサイズより先に下35%を確認して作る

ストーリーズ広告のサイズ・入稿規定の早見表、セーフゾーン上14%・下35%・左右6%の実数、広告マネージャでの出し方、タップ後のLP導線までMeta公式の仕様つきで解説します。
Instagramストーリーズ広告のサイズとセーフゾーンを整理する記事のアイキャッチ

Instagram広告のストーリー(ストーリーズ広告)は、Instagramのストーリーズ面に全画面で表示される9:16の縦型広告です。サイズは9:16・推奨解像度1,440×2,560ピクセルで作ります。

ただし、サイズより先に確認すべき数値があります。重要な文字やロゴを置いてはいけない**セーフゾーン(上約14%・下約35%・左右約6%)**です(Meta広告仕様ガイド・2026年7月19日確認)。

サイズが合っていても、価格やCTAが下部の「詳しくはこちら」ボタンやプロフィールアイコンに隠れると、広告は読まれる前に流れてしまいます。特に下35%は画面の3分の1以上にあたるため、感覚で余白を空けるだけでは足りないことが多いです。

この記事では、ストーリーズ広告のサイズ・入稿規定をMeta公式の広告仕様ガイドから転記した実数の早見表でまとめました。あわせて、広告マネージャでの出し方、静止画と動画の使い分け、タップ後のLP導線までを、BtoBの発注担当者向けに整理します。

この記事でわかること

  • 画像・動画の入稿規定の早見表
  • セーフゾーン3つの数値と換算px
  • 広告マネージャでの出し方
  • 静止画と動画の使い分け
  • タップ後のLP導線の確認点

サイズ・入稿規定の早見表

Instagramストーリーズ広告(単一の画像・動画)の入稿規定は次のとおりです。出典はMeta広告仕様ガイドのInstagramストーリーズ画像広告と同・動画広告(いずれも2026年7月19日確認)。

項目画像動画
アスペクト比9:169:16
推奨解像度1,440×2,560px1,440×2,560px
ファイル形式JPG・PNGMP4・MOV・GIF
最大ファイルサイズ30MB4GB
最小幅500px250px
表示・長さ5〜16秒(スワイプで終了)1秒〜60分
メインテキスト125文字以内125文字以内

動画はH.264圧縮・固定フレームレート・128kbps以上のAAC音声が推奨されています。キャプションと音声は任意ですが、どちらも使用が推奨されています。カルーセルなど他の形式を使う場合は、同じ広告仕様ガイドで形式別の規定を確認してください。

仕様は変更されることがあります。入稿直前に上記の公式ページと広告管理画面で最新の規定を確認してください。

私の実務見解では、元データは推奨解像度の1,440×2,560で作成しておく運用が安全です。1080×1920でも9:16なので入稿できますが、大きく作っておくと他の縦型面への流用や再編集がききます。

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セーフゾーンは上14%・下35%・左右6%

Instagramストーリーズ広告のセーフゾーンで文字とCTAの配置を確認する画面注釈

Meta広告仕様ガイドは、テキストやロゴなどの重要な要素を**最上部から約14%・最下部から約35%・両側の約6%**に置かないよう案内しています(2026年7月19日確認)。上部はプロフィールアイコンやプログレスバー、下部はCTAボタンなどのUIと重なるためです。

ストーリーズとリール広告のセーフゾーンに関する公式ヘルプでも、テキストオーバーレイとセーフゾーンの考え方が両配信面をまとめて案内されています。

1080×1920pxで制作する場合の換算目安は次のとおりです(公式の%から単純換算した参考値です)。

避ける領域公式の目安1080×1920px換算
上部約14%上から約269px
下部約35%下から約672px
左右各約6%各約65px

==下35%は画面の3分の1を超えます。要点・価格・CTAは画面中央付近にまとめる==のが基本です。「少し余白を空ける」という感覚では、下部のリンク表示やボタンに被ることが多くなります。

入稿前には、スマホのプレビューでタイトル、価格、オファー、CTA文言、注意書きの5点が隠れないかを確認してください。ボタン風の要素を下端に寄せるデザインは、プラットフォーム側のCTA表示と重なる典型的な失敗です。

アズくんワンポイント: 下は3分の1以上も避けるんだ…!ぼく、価格を下に置くところでした。要点は中央にまとめます!

広告マネージャでのストーリーズ広告の出し方

ストーリーズ広告は、Meta広告マネージャから配信します。手順の全体像は次の5ステップです。

  1. 広告マネージャの「作成」から、キャンペーンの目的(トラフィック・リード・売上など)を選ぶ
  2. 広告セットで予算・スケジュール・オーディエンスを設定する
  3. 配置で自動配置か手動配置を選ぶ。ストーリーズだけに配信する場合は、手動配置で「Instagramストーリーズ」を選択する
  4. 広告で9:16の素材をアップロードし、メインテキスト(125文字以内)とCTAボタンを設定する
  5. プレビューでセーフゾーンの被りを確認してから公開する

各画面の操作は、公式ヘルプのMeta広告マネージャでInstagramストーリーズ広告を作成するで確認できます。予算は日予算で少額から設定できるため、まず小さく検証を始められます。

配置の使い分けは、少額テストは自動配置、ストーリーズ専用素材の検証は手動配置が目安です。自動配置では同じ素材が他の面にも回るため、ストーリーズ素材そのものの成果を見たい場合は面を絞った方が判断しやすくなります。

BtoBでリード獲得を目的にする場合は、CTAボタンの文言とリンク先の内容の一致をこの段階で決め切ります。「詳しくはこちら」だけで飛ばすより、資料請求・診断・相談など、タップ後に何ができるかを広告内で先に伝えます。

静止画と動画の使い分け

静止画は制作が早く、キャンペーンや単一メッセージの訴求に向いています。動画は使い方や変化を見せられる一方で、制作工数が増えます。

素材向いている場面注意点
静止画キャンペーン、資料請求、単一訴求文字量を増やしすぎない
短尺動画使用シーン、変化、実演冒頭で要点を出す
複数枚構成課題、理由、行動を分ける途中離脱でも伝わるようにする
既存投稿の転用初期テストセーフゾーン被りとCTA不足を確認する

どちらを選ぶ場合も、冒頭の1〜2秒で何の広告か伝わるかが先です。ストーリーズは次々に切り替わる面なので、前置きの長い構成は読まれる前に飛ばされます。

複数枚で構成する場合は、1枚目で課題、2枚目で理由や証拠、3枚目で行動、と役割を分けると整理しやすくなります。既存投稿を転用する場合も、1枚目で何を約束するかを決め直してから使います。

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タップ後のLP導線までがストーリーズ広告の設計

Instagramストーリーズ広告を表示からLPと問い合わせまで分解する導線マップ

サイズとセーフゾーンを守っても、成果はタップ後で止まることがあります。==ストーリーズ広告は、リンクを押させる広告ではなく、リンク先で迷わせない広告です。== 広告で見せた課題やオファーを、LPのファーストビューが同じ見出しで受け止めているかを確認します。

広告内で伝えることLPで受け止めること
課題課題に対する解決策
キャンペーン条件、期限、対象
サービス相談支援範囲、実績、流れ
診断・資料内容、所要時間、フォーム

評価もクリック率だけで止めません。表示、クリック、LP到達、CVR、問い合わせ品質まで分けて見ると、直すべき場所が広告素材なのかLPなのかを切り分けられます。タップ後の行動計測は、GA4のキーイベントの考え方が参考になります。

クリックはあるのに問い合わせにつながらない場合は、広告素材・LP見出し・フォーム・計測を同じ流れで見直します。Instagram広告の支援範囲を確認したい場合は、Web広告サービスの概要も参考にしてください。

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よくある質問

Q. 1080×1920pxで作った素材はそのまま使えますか?

使えます。9:16であれば入稿でき、画像の最小幅は500pxです。ただし公式の推奨解像度は1,440×2,560pxのため、新規制作は推奨サイズで作る方が安全です。セーフゾーンは%基準なので、どの解像度でも同じ割合で避けます。

Q. セーフゾーンはリール広告と同じ素材で対応できますか?

Metaの公式ヘルプは、ストーリーズとリールのセーフゾーンを同じページでまとめて案内しています。上約14%・下約35%・左右約6%を避けた素材にしておくと、リール面へ配信を広げる場合も流用しやすくなります。

Q. 既存投稿をそのまま広告にできますか?

既存投稿を広告に使うこと自体は可能です。ただし、投稿はセーフゾーンやCTAを前提に作られていないため、文字やロゴのUI被り、メインテキストの文字数、リンク先との整合を確認してから配信してください。

まとめ

Instagram広告のストーリーは、9:16・推奨1,440×2,560pxというサイズより先に、上14%・下35%・左右6%のセーフゾーンを確認して作ります。要点・価格・CTAを画面中央付近に置き、入稿前にスマホのプレビューで5点(タイトル、価格、オファー、CTA文言、注意書き)の被りを見ます。

配信後は、クリック率だけでなくLP到達からCVR、問い合わせ品質までを分けて確認してください。広告素材とLPのどちらで止まっているかが分かると、次に直す場所が明確になります。仕様の実数は変わることがあるため、入稿直前の公式確認も忘れずに行ってください。

参考にした公式情報

執筆者情報
LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

執筆者情報

LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

Webマーケティング会社・大手Web系企業を経て独立し、デジタルマーケティング業界で14年のキャリア。2018年より東京・福岡を中心に、Web広告運用やSEO対策・AIO対策などのデジタルマーケティング支援を大手・中小企業問わず行っています。100社以上のマーケティング支援の現場で得た知見をもとに、独自の知見とナレッジでコラムを発信しています。