質問BOX 同業者の皆様へ 運営会社

ディスプレイ広告のサイズ一覧2026年版で迷わず作る3枚を決める

GDN全20種・YDA9種のバナーサイズ早見表と入稿規定、レスポンシブの推奨サイズ、最初に作る3枚の決め方を公式規定の実数つきで解説します。
ディスプレイ広告のサイズ早見表を解説するアイキャッチ

最初に結論です。ディスプレイ広告のサイズは、横長1,200×628、スクエア1,200×1,200、バナー300×250の3枚から作り始めれば、GDN(Googleディスプレイ広告)の主要枠とGDN・YDA両方のレスポンシブ広告で検証を始められます(300×250はGDNの代表枠。YDAのバナーは600×500以上で作ります)。

この記事では、ディスプレイ広告のバナーサイズと入稿規定を、公式ヘルプから転記した実数の早見表でまとめました。GDNのアップロード型バナー全20サイズ、レスポンシブディスプレイ広告の規定、YDAのバナー9サイズとレスポンシブ規定まで、各表に出典と確認日を明記しています。

この記事でわかること

  • 最初に作る3枚とその根拠
  • GDNバナー全20サイズの早見表
  • レスポンシブ広告の推奨サイズと文字数制限
  • YDAバナー9サイズと入稿規定
  • サイズを指定して配信したいときの設定

最初に作る3枚とサイズの決め方

サイズ一覧を全部そろえる必要はありません。まず次の3枚を作れば、GDN・YDAのレスポンシブ広告と代表的なバナー枠の両方に入稿できます。

優先サイズ(px)形式使える場所
11,200×628(1.91:1)レスポンシブ用横長GDN・YDA両方のレスポンシブ広告
21,200×1,200(1:1)レスポンシブ用スクエアGDN・YDA両方のレスポンシブ広告
3300×250静止画バナーGDNの代表枠(レクタングル)。YDA用は6:5の1,200×1,000で別途作成

==最初の3枚はレスポンシブ用の横長・スクエアと、バナー枠の300×250==です。この3枚で配信を始め、成果と配信面のデータを見てからサイズを追加する方が、全サイズを一気に作るより無駄がありません。

1点だけ補足すると、YDAのレスポンシブ画像は横長1.91:1の推奨サイズが2,400×1,256と大きめです。元データは2,400×1,256で作り、GDN用に1,200×628へ書き出すと、両媒体で流用しやすくなります。

GDNアップロード型バナーの全20サイズ一覧

GDN(Googleディスプレイ広告)は、Googleのネットワーク上のWebサイトやアプリの広告枠に画像広告を配信する仕組みです。このうちアップロード型(イメージ広告)は、作ったサイズの広告枠にそのまま表示される形式です。対応する20サイズは次のとおりです。出典はGoogle広告ヘルプ「アップロード型ディスプレイ広告の仕様」(2026年7月19日確認)。

分類サイズ(px)名称
スクエア・レクタングル200×200スクエア(小)
スクエア・レクタングル240×400縦長レクタングル
スクエア・レクタングル250×250スクエア
スクエア・レクタングル250×360トリプルワイドスクリーン
スクエア・レクタングル300×250レクタングル
スクエア・レクタングル336×280レクタングル(大)
スクエア・レクタングル580×400ネットボード
縦長(スカイスクレイパー)120×600スカイスクレイパー
縦長(スカイスクレイパー)160×600ワイドスカイスクレイパー
縦長(スカイスクレイパー)300×600ハーフページ
縦長(スカイスクレイパー)300×1,050縦
横長(ビッグバナー)468×60バナー
横長(ビッグバナー)728×90ビッグバナー
横長(ビッグバナー)930×180トップバナー
横長(ビッグバナー)970×90ラージビッグバナー
横長(ビッグバナー)970×250ビルボード
横長(ビッグバナー)980×120パノラマ
モバイル300×50モバイルバナー
モバイル320×50モバイルバナー
モバイル320×100モバイルバナー(大)

入稿規定は、ファイル形式がGIF・JPG・PNG、最大ファイルサイズが150KBです。アニメーションGIFを使う場合は、長さ30秒以下、フレームレート毎秒5フレーム未満という制限があります。

20サイズすべてを作る必要はありません。私の実務見解では、静止画バナーを展開する場合も300×250、336×280、728×90、160×600、300×600、320×50あたりまでで、主要な配信枠はおおむね押さえられます。これ以外のサイズは、配信レポートで表示の多い枠を確認してから追加すれば十分です。

GDNレスポンシブディスプレイ広告の入稿規定

レスポンシブディスプレイ広告は、画像・ロゴ・見出し・説明文を登録し、枠に合わせてGoogleが組み合わせる形式です。画像とロゴの規定は次のとおりです。出典はGoogle広告ヘルプ「レスポンシブディスプレイ広告を作成する」と「レスポンシブディスプレイ広告の仕様とフォーマットの要件」(いずれも2026年7月19日確認)。

アセットアスペクト比推奨サイズ(px)最小サイズ(px)登録数
画像(横長)1.91:11,200×628600×314画像合計1〜15枚
画像(スクエア)1:11,200×1,200(600×600でも可)300×300画像合計1〜15枚
ロゴ(スクエア)1:11,200×1,200128×1281〜5枚
ロゴ(横長)4:11,200×300512×1281〜5枚

画像のファイルサイズ上限は5,120KBです。テキストアセットの規定は次のとおりです。

項目文字数本数
広告見出し半角30文字(全角15文字)以内1〜5個
長い広告見出し半角90文字(全角45文字)以内1個
説明文半角90文字(全角45文字)以内1〜5個
ビジネスの名前必須1個

レスポンシブ広告は枠に合わせて画像が縮小・トリミングされるため、重要な文字やロゴは中央寄りに置き、縮小しても読めるかを入稿前に確認してください。

この記事もおすすめ|レスポンシブディスプレイ広告とは?入稿規定と成果が出ない時に直す4カ所|画像、見出し、説明文をどの単位で準備し、どう改善するかを詳しく確認したい場合に読んでください。|

YDAのバナー9サイズとレスポンシブ規定

YDA(Yahoo!ディスプレイ広告・運用型)のバナー(画像)は9サイズです。出典はYahoo!広告ヘルプ「バナー(画像)-運用型」(2026年7月19日確認)。なお、解説系の公式コラムには改定前の旧サイズが残っている場合があるため、入稿時はこのヘルプページを正としてください。**ファイル形式はGIF 89a・JPEG・PNG、容量は300KB以内推奨(最大10MB)**で、300KB超または縦横3,000px超は自動圧縮されます。

アスペクト比推奨サイズ(px)最小サイズ(px)
1:11,200×1,200600×600
6:51,200×1,000600×500
16:91,280×720640×360
1:2600×1,200600×1,200(最小=推奨)
4:15320×1,200320×1,200(最小=推奨)
728:901,456×1801,456×180(最小=推奨)
39:5936×120936×120(最小=推奨)
32:51,280×200640×100
16:51,280×400640×200

レスポンシブ(画像)は3つのアスペクト比を用意します(出典は同上・2026年7月19日確認)。

アスペクト比推奨サイズ(px)入稿可能サイズ
1:11,200×1,200600×600以上
1.91:12,400×1,2561,200×628以上
3:21,200×800600×400以上

テキスト項目の規定は次のとおりです。出典はYahoo!広告ヘルプ「レスポンシブ(画像)-運用型」(2026年7月18日確認)。

項目制限登録数
タイトル20文字以内最大5個
説明文90文字以内最大5個
主体者表記(必須)20文字以内会社名・ブランド名・商品名・サービス名のいずれか
ボタン文言(必須)プルダウンから選択—
画像アセット—合計15個以内

GDNと共通運用する場合の注意は容量です。YDAは300KB推奨、GDNのアップロード型は最大150KBなので、==両媒体で同じバナーを使うなら150KB以内に収める==と入稿し直しが発生しません。

!!媒体の入稿規定は随時変更されるため、古いサイズ表のまま入稿しないでください!!。入稿直前に上記の公式ヘルプで最新の規定を確認する工程をワークフローに入れることをおすすめします(この記事の各表の確認日は表ごとに明記しています)。

この記事もおすすめ|Yahooディスプレイ広告はどこに出る?配信面一覧と4つの判断点|YDAの配信面、予算の逆算、始める前に整える判断点まで確認したい場合に読んでください。|

サイズを指定して配信したいときの設定

「特定のサイズの枠だけに配信したい」という場合、方法は形式選びで決まります。

枠のサイズを固定したいなら、アップロード型バナーを使います。アップロード型は、原則として作ったサイズに対応する広告枠に表示されるため、300×250だけを入稿すればレクタングル枠が配信の中心になります。ただし、用意していないサイズの枠には配信されないため、配信量は狭まります。

一方、レスポンシブ広告はサイズを指定できません。登録した画像が枠に合わせて自動で変形・トリミングされるため、管理できるのはアスペクト比と最小サイズまでです。表示される枠を絞りたい場合は、サイズではなくプレースメント(配信面の指定・除外)で調整します。

入稿前には、次の点だけ確認してください。

チェックリスト

  • 公式ヘルプで最新のサイズ・容量・形式を確認した
  • 重要な文字やロゴが中央寄りにあり、縮小時も読める
  • バナーの訴求とLPの見出しが一致している
  • 最終リンク先URLと計測タグ(CVタグ・GA4)を確認した

目的別の初回制作セット

目的別の初回制作セット整理図

3枚で配信を始めた後にサイズと素材を追加するときは、目的から逆算します。すべてのサイズを同時に作ると、制作費も確認工数も増えるためです。

目的追加したい素材訴求の方向
認知横長・正方形+ロゴ課題提起、ブランド想起
比較検討300×250、336×280などのバナー枠強み、実績、費用、事例
再訪問(リターゲティング)LP別の横長・正方形不安解消、相談前チェック
採用・イベント期間限定素材期限、参加メリット

重要なのは、サイズを増やす前に何を検証したいのかを決めることです。クリック率を見たいのか、CVRを見たいのかで、作るべきバナーは変わります。サイズ展開に時間を使うより、訴求2案を同じLPへ送って差を見る方が、成果には早く近づきます。

ワンポイントアドバイス: デザイナーへの依頼は「サイズの指定」だけで終わらせず、目的・訴求・リンク先LP・計測地点をセットで渡すと、作り直しが減ります。

よくある質問

Q. Google広告とYahoo広告で同じ画像を使い回せますか?

レスポンシブ用の1,200×628と1,200×1,200は両方に入稿できます。300×250はGDNの代表枠で、YDAのバナー6:5は600×500以上の規定のため流用できません。容量規定も異なり、GDNのアップロード型は最大150KB、YDAは300KB以内推奨です。両媒体で使うなら150KB以内に書き出してください。

Q. レスポンシブ広告があれば静止画バナーは不要ですか?

不要とは限りません。レスポンシブ広告は少ない素材で多くの枠に配信できますが、表示のされ方は枠ごとに変わります。特定の枠で訴求を崩さず見せたい場合や、配信枠を絞りたい場合は、アップロード型バナーを併用します。

まとめ

ディスプレイ広告のサイズは、まず横長1,200×628、スクエア1,200×1,200、バナー300×250の3枚から始め、配信データを見てから追加するのが現実的です。GDNのアップロード型は20サイズ・最大150KB、レスポンシブは1.91:1と1:1、YDAはバナー9サイズ・300KB推奨という規定を、この記事の早見表で確認してください。

==規定の実数は必ず入稿直前に公式ヘルプで再確認する==ことだけは、ワークフローとして固定してください。サイズ選定の次は、訴求・LP・計測の設計が成果を分けます。

この記事もおすすめ|ディスプレイ広告は効果ない?原因を6領域で切り分ける改善手順|サイズをそろえた後に成果が出ない場合、どこから直すかを整理できます。|

参考にした公式情報

執筆者情報
LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

執筆者情報

LOads 代表取締役 綱脇 耕輔

Webマーケティング会社・大手Web系企業を経て独立し、デジタルマーケティング業界で14年のキャリア。2018年より東京・福岡を中心に、Web広告運用やSEO対策・AIO対策などのデジタルマーケティング支援を大手・中小企業問わず行っています。100社以上のマーケティング支援の現場で得た知見をもとに、独自の知見とナレッジでコラムを発信しています。